少年時代冬の鵙

2004年11月30日

「ナニ者にナル者」

何かを選ぶということは、他の何かを選ばないことだ、とはよく言われることです。
極論をいえば、何者かになろうとすれば、それ以外の者にはなれないのかもしれません。

さてそんな中で、私もついに「何者か」になるときがきました。
なんてそんな生意気なことは言えないけれど(笑)、とにかく見通しはたった感じデス。

単純に言えば、進路が決まりました初心者
来年はなんとか希望の大学院に通うことができそうです。
本当は今まで気にかけてくださった方に一人一人報告をしたいのですが
とりあえずいったんここで報告。
何が嬉しいって、やっぱり好きなことが勉強できるのが一番嬉しいですね。
専攻は一応、発達心理学科発達心理学コースとなります。


音楽をやっていると、魂が震えるような喜びを感じるのですが、
心理学はそれに近いものを私に感じさせてくれると思います。
カリキュラムをみているだけでも、本気で胸がときめくったら(>▽<)

でも喜びの一方で、私も「何者かになっていくのかなー」なんて考えていると
とりとめのない郷愁を覚えたりします。

いろんなことが始まって、いろんなことが終わってく。人生なんてその繰り返し。
SFCを卒業して今の環境がかわったら、こんな大切な時間も忘れてしまうのでしょうか。

郷愁を感じるにはまだ少し時間がありますが、終わりの見える終わりを見ているのは
いくつになってもさみしいですね。

なーんてそんなことを考える、相変わらずの4時02分。
こんな生活では、「ナニ者にナル者にナレナイ者」になってしまいそうで
本気でこわいです…。うひょーん。


at 03:46│Comments(4)

この記事へのコメント

1. Posted by いしざわ   2004年12月02日 00:04
大学院合格、おめでとう。
ざんまいに行った時にばっきからきいたんだけど、ちゃんと「おめでとう」という機会をなんとなく逃してしまいました。
何年かたって「心理学者」としてのかつらがテレビとかに登場するのかな。今からすごく楽しみ。
2. Posted by 桂   2004年12月02日 04:22
石澤君、メッセージありがとう。ちゃんと報告しないでごめんね。
私も石澤君をいつかテレビで見られる日を想像すると、自分のことのように胸がときめくよ。
音楽の道に進みたくても進めない人のためにも、どうか最後までがんばって。
昔、かも池で「私は心の底から応援するよ」と熱いまなざしで語った気持ちは、今も少しもかわってません。
3. Posted by ちくまる   2004年12月02日 10:24
おめでとー!!すごいね大学院!
だ、か、ら、言ったでしょ?桂なら受かるって。もちろんすごい苦労したんだろうけどさ。どうか頑張ってね。
私は母親以外の何ものかになれる日がくるのだろうか・・・。はは・・・。
4. Posted by 桂   2004年12月03日 05:31
くる。絶対にその日は来るよ。
自分が「ナニ者」になりたいのか分かったときが、そのとき。
今はやっぱり、なんだかんだあっても母親でいたい気持ちが大きいんじゃないのかな。
具体的にどうありたいのか考えると、先がみえてくることも多いよね。
頑張れ、せっちゃん!せっちゃんなら絶対大丈夫。
私の自慢の友達だもん。スマイルスマイル

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