2005年10月18日

世界はかつてシンプルだった。

近頃、一日一日が加速的に早くなっています。
誰かに大事な時間を盗まれてるんじゃないかって、思うくらい。

一週間は一日となり、一日は一瞬で過ぎていきます。
なぜこんなにまで日々は加速しなければならないのか。

その理由は、実は自分でもわかっているのです。

私は現在、ある団体の代表をやらせていただいています。
私が育てていきたいと思っている団体。
その名前は「こども未来会議しながわ」。
しながわの地で、新しい子育て支援のスキームを構築しようとしています。

目の前にあった無数の選択肢は、束ねられて一つとなり、
人生は、とても現実味を帯びてきました。

その団体のキックオフのシンポジウムを10月26日に行います。
だから今は、その準備に追われ、毎日がまさに矢のごとく過ぎていくというわけ。

日々がここまで加速してくると、限りなく時間がゆっくり流れていた昔が少し懐かしくなる。

その昔、私にとって世界はもっとシンプルでした。
次の日の予定は何もないし、心配ごとといえば、楽器の調子くらいのもの。
盲目という名の海に、ふわふわと漂っていられた幸せの日々でした。

でも、それを幸せと呼ぶならば、今のこの感覚はなんと名づけていいのかわからない。

「こども未来会議しながわ」を前に、胸を射ぬかれたような、熱い思いが
いやおうなしに体の奥底からフツフツと湧き上がってきます。


目が見えないままシンプルな世界を一生漂っているより、
しっかり目を開いて、複雑な人生でも自分の足で歩くほうがいい。

なんだか言葉にしてしまうと陳腐な表現にしかなりませんが、
わけのわからない焦燥感と、突き上げるような衝動にかられます。

水面下で進行している巨大なプロジェクトには恐れおののくけれど、
一方でどこかそれを楽しんでいる自分がいる。

シンポジウムは絶対に成功させたい。
挑戦者となるために、挑戦者の挑戦は続きます。



人生加速しているというならば、その速度を楽しめばいい。



at 15:15│Comments(5)

この記事へのコメント

1. Posted by く~り~   2005年10月18日 16:41
お疲れさん。
壊れない程度に頑張ってちょ。
で、余計なお世話かもしれませんが、
プレスリリースとかしてますか?
テーマが良いので、ひょっとしたら
どこかの新聞社の社会部や生活部が
飛びついてくるやもしれませんよ。
2. Posted by 桂   2005年10月18日 16:52
く~り~さん!
さすが新聞記者!目の付け所が違いますね。ご意見ありがとうございます。プレスリリースはきちんとしています。
新聞にも、ありがたいことに既に2社取り上げていただいております。こっちのblogにはあまり仕事のことは書きたくなかったので、本文には載せなかったのですが、新聞のURLをのせておくのでよかったらみてみてくださいね。へへへ
2005年10月17日毎日新聞
2005年9月28日読売新聞
3. Posted by yukari   2005年10月18日 23:57
その加速のまま、桂の思うように走っていったら 絶対いいものをつくりあげていくことができると思うよ! なんかかっこいいな、これから。って感じだね  応援してます^^^^
4. Posted by punch-drunker   2005年10月19日 01:03
 再びお邪魔します。バカヤロー広瀬です。
大野さんの為にはならない、しょうもない話を聞いたのでここに書きたいと思います。知り合いのハゲタ社長さんから聞いた話なんですが、経営者としての心得を僕のバイクに例えてこんなふうに話してくれました。
 「もちろん経営者はドライバー、でも目的地に辿り着くには何らかの乗り物が必要。お前の
場合はバイクやな。そのバイクには色んなもんがついとる。方向を変えるハンドル、後ろの
バイクを確認するミラー、停止のためのブレーキ、そしてもちろんアクセル。今のお前は
アクセルだけ踏みっぱなしやからいつか子どもを轢いてしまう」
 これを聞いて私は育児に関するNPO設立を今のところ断念したのでした。ちゃんちゃん・・・
と、ここで話は終わらないんですよ。やっぱり私の場合まずはブレーキの踏み方(それも丁寧なポンピングブレーキ)を覚えるべきだなと思ったんですよ。急停止はドキドキものだから避けたいんですよね。その次はハンドルさばきですかね。回り道もいいもんですよ。
今はそれくらいしか先は見えてません、残念ながら・・・。
  あのハゲおやじは全く・・・
 大野さんも快適なドライビングを
5. Posted by く~り~   2005年10月19日 01:47
おっ、ぬかりないね。
ここで、更に一歩先のアドバイス。
取材に来てくれた記者の名前を連絡先は
きちんと控え、ことあるごとに「この前は
ありがとうございました。ところで、今度、
かくかくしかじかなイベントを…」と連絡
すれば、場合によっては(←ここ重要)、
後々まで興味持って取材を続けてくれる
記者に出会えるかもしれません。
そういう人間関係を築ければ、逆に相手から
「桂さーん、最近面白いネタない?」とか
聞いてくることもあるかも。
レッツ、トライ!

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