2005年11月30日

三丁目の夕日

最近また映画をけっこう見ています。

その中で、一番好きだったのが、この映画、「三丁目の夕日」。
これはもともと西岸良平という漫画家の作品が、映画化されたものです。

映画のポスターには、

  「携帯もパソコンもTVもなかったのに、
         どうしてあんなに楽しかったのだろう」

という一文が添えられてあります。。
舞台は昭和33年の東京タワーが完成する年。

まるで夕日のようにじんわり暖かい映画でした。
そしてどこか懐かしい映画でした。

今は携帯もパソコンもTVもあります。
そのどれも素晴らしい機器だと思うけれど、
あの頃の「テレビ」に変わるものが、
果たして今私の周りに果あるでしょうか。
「プラズマテレビ」でしょうか(そうじゃない)。

最近、なんだか感傷的な気分になることが多いです。

でも、そんな心の中の空白を、暖めてもらえる映画だった。

昭和33年、三丁目の人々が見ていた夕日を、
私は平成17年の今、三鷹の四丁目から眺めています。

日々物事が移り変わっていく世の中において、
変わらない夕日の暖かさは、まるで箱の中に残された最後の希望のように、
私の心に留まり続ける。

「変わらない」夕日に、「変わりつづける」自分を投影することができるから
人は夕日を眺めるのだとおもいます。

いささか感傷的すぎるこの想いを夕日にのせて、
あと3回くらい、世界をぐるぐるぐるぐる回ってみたら
少しは気分も晴れるだろうか。


at 01:56│Comments(0)

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