2006年06月16日

新宿歌舞伎町でみつけた非日常口

先週の日曜日に、名古屋からはるばる大好きな先輩が
遊びにきてくれました。
なにしようかなぁ、とウキウキ計画をたてて
すごく観たかった映画があることに気がつきました。
「嫌われ松子の一生」ってしっていますか?
私的には完璧なプランだったのに、
実際にチケット売り場に言ってみると嫌われ松子に嫌われて、
映画を見ることができませんでした。なんてしょっきんぐ。
そこが、愛する鎌倉の地ならなんとでもなるのだけど
残念ながら、愛しの地を遠く離れた眠らない街・新宿歌舞伎町。
うーむ、こまったな。

しかし!そんな中で人生の先輩からでた素晴らしい一言。

「じゃあ寄席を観に行こうか。」

さて、この一言で、ついに見つけてしまいました。
新宿歌舞伎町の非日常口。


hi-nichijo-guchi.jpg

ぎぃぃぃぃ、がちゃ。

今回はどこにいけるかな。



「ヨセ?……あぁ、落語ですか!?」

そうです、ちょっと前まで本気で“キセキ”
と読んでいた落語です(はずかしー)

想像しなかった単語がでてきて、「落語」に関して改めて考えてみる。
私は一体どれだけ落語について知っているのでしょうか。

だらだらと考えてみると4つでてきました。

1.たぶん奥が深い笑いでゴザル
2.飛行機の中で聞いた落語をとーちゃんがしひきりに絶賛していた記憶があるでゴザル
3.大好きなFluteの先輩がハマッっているでゴザル
4.笑点は落語に入るでゴザル?

うーむ。我ながら意味不明な知識です。笑
ってゆーかむしろ知識といえた代物ではない。

私と落語の接点をしいてあげるとすれば、その昔「桂歌丸」の名で
暗い過去を背負っているくらいかも(しょんぼり)


でも!!

扉は開かれたのです。

言葉が落ちる、キセキの世界。
新宿のネオン街を一本わき道に入ると、突然現れた「非日常口」。
暖簾をくぐって開けっ放しの引き戸を入ると、一瞬どこか間違った場所へ
迷いこんでしまったのかと本気で思いました。

とにかく時間の流れ方がまったく違う。本当に違うんです。
まったりとして、とめどなく引き伸ばされていると思いきや
突然頭を殴られたように爆発する。

具体的にはうまくいえないけれど、ある意味宗教的な
匂いさえ感じました。


落語面白かったです。
笑いのコリを見事にほぐしてくれる感じ。
ツボをピンポイントで押してくれる感じ。
とても気持ちよかったデス。

そして個人的には、落語の面白さもさることながら、
落語を聴く聴衆を観察しているのがさらに面白かった。

みんな一様に幸せそうで、その顔を見ているだけでも
世の中の辛い事なんて、本当にくだらないことに思えてきました。

なんつーか入ったときはすごい違和感があるんだけど、
席に座ると妙にしっくり来るんですよね。


落語に求めるものは、完結された「笑い」。
そして切り取られた「喜び」。
「生」だからこそ伝わってくる、芸人の静かに燃やす熱き想い。


というわけで、人生の時間が加速していると感じる者、
(生の)落語に学ぶべし!笑

非日常口をのしのし入って、ゴリゴリ削り取ってくるような笑いなので、
きっとずっと色あせないで、確かな手ごたえを残してくれると思います。


く~り~さん、誘ってくださり本当にありがとうございました!
また年末いきましょー!


at 02:55│Comments(3)

この記事へのコメント

1. Posted by さっち   2006年06月16日 12:17
歌舞伎町に寄席があるんだ!!初めて知った~。浅草のはいったことがあるが。。。関内にもあるんよね。今度一緒にいこう!私は人情モノの話だと引き込まれてしまってけっこう泣いたりする。笑。
2. Posted by ユウコB   2006年06月17日 11:36
いいなー。落語。
古今亭志ん朝のCDなら持ってるんだけど、おもしろいよねえ。
私も寄席に行ってみたい。
3. Posted by 桂   2006年06月20日 14:52
>さっち
おぉ、こんなところに同志がいたとは!さっちも落語好きなんだね。
私まだ1回しかいったことないから、ぜひまた一緒にいきたいよー。
それにしても「新宿」と「落語」のギャップが本当にすごかった。
>ユウコB
ごめん、古今亭志ん朝ってわからない・・・。
綾小路きみまろのCDならこの前、家にあったけど。笑
寄席一緒にいこう!
独特の時間の流れ方に、本当にびっくりしたよ。

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