2006年08月13日

映画『ゲド戦記』

はじめて「ゲド戦記」の映画化を知ったのは半年以上前でした。
それから見たいみたいとずっと想っていたこの映画。
見れてよかった。

巷ではあまりいい評判を聞かないけれど、私はとても好きでした。
度重なる不評のせいで、作品への期待値が当初の予定よりも
だいぶ低く設定されていたためか、冒頭の

ことばは沈黙に
光は闇に
生は死の中にこそあるものなれ
飛翔せるタカの
虚空にこそ輝ける如くに
-「エアの創造」-


がでた瞬間から、本気でのめりこんでしまいました。
鳥肌たった。まじです。


とにかくこの物語を心から愛する私にとっては
その世界観を共有するまったく別の話としてとても楽しめました。

「絵」に関しては、確かにすこし物足りなさを
感じたところはあったけど、それ以上に感動した場面は余りある。

内容に関しては、まぁ、世界観を知らない人にとっては
分かり辛いかなぁという感じはあるけれど、
でもこれを機に、一人でも多くの人が「ゲド戦記」を
読んでくれたらこんなに嬉しいことはありません。

この物語は、私の中では物語以上の物語です。
何回読んでも、その都度深く考えさせられて
想像力は広がるばかり。

あまりにも好きなものを前にすると
喜びよりも、むしろ胸は苦しくなる、
と前にもどっかで書いたけど、
この物語は私にとってまさにソレです。
なぜだかよくわからないけど、胸が締め付けられる。

でも今回、そんなゲド戦記を別の角度から見ることができて
本当に楽しい一時をすごせませました。私は満足です。


映画をみた同じ日に、夜、海で流れ星をみました。
夜空に儚く輝く一筋の光が、まるで虚空に舞う鷹のようでした
なーんていったら、私がどんなにこの物語を
愛しているか、少しは分かってもらえるかしらんチューリップ


at 03:54│Comments(0)

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