2006年10月12日

アイン物語

ブログで告知したからには、一応結果報告。

15周年記念演奏会は無事終了しました。


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         マーラー総勢ホルン10名                            全員集合写真



今回の演奏会は、大学最後に吹いたブラームス1番の時ほど
鬼気迫るような焦りや、緊張感はなく、穏やか…、
とは程遠いかもしれないけど、深く温かな気持ちで本番に望めました。

この気持ちがすなわち、この団体への愛情なのだと改めて思います。

マーラーで大事なソロを入り損ねて顔が真赤になったり、
全部を満足いくように吹けたわけではないけれど、
それでも根底に流れるものが非常に心地よい演奏会でした。

本当に素晴らしい機会だったと思うし、
最高の演奏会だったと思う。


本番が終わってみて、ふと思うのは10周年記念の時のこと。

10周年の時、私はまだ大学1年生でした。
この時、まわりは知らない人たちだらけで、
楽器も毎日吹きたいだけ吹けているような状態だったから、
それはどちらかというと、私ではない誰か別の人のための
演奏会だったように思います。「私にとってのアイン」は、
まだ楽器を吹く場所でしかなくて、
それがどれほどの意味を持つかもしらずに
私はただ無邪気に流されていました。

せっかくの演奏会なのに、「飲み会嫌い。組織は苦手」なんて
恐ろしいこといいながら、面白い先輩方と知り合いになるわけでもなく、
演奏会が終わったあとの達成感もそんなになくて
思い出の数もそれだけ少ない。


でもあれから5年。アインと共に5年です。


私なりにこの団体と過ごしてきたかけがえのない時間が
今私に返してくれるものは、とてもつもなく大きい。

15周年記念演奏会は、本当の意味で
この団体の一員であることを強く自覚しました。
音楽はただ楽器が吹ければそれでいいだけの場所ではなくて、
そこにある物語や、登場人物がいて、初めて色鮮やかに光るのだと
今、改めて思います。

15周年演奏会をやるにあたって、
今まで話したことのないアインの創始者の方々と話せたり、
その礎を築き上げてきた方と笑いあったり、
本当にすばらしい時間をたくさん過ごすことができました。

アイン物語はもちろんこれからまだまだ続くし、
私の物語もまた続きます。
全てが互いの礎となりあって、どこまでも続けばいいと思う。

演奏会本当に楽しかった。
ホルン10人でマーラーなんて、そんな夢みたいなことが
できるのも、アインに物語があるおかげ。

深い感謝とともに、これからの団の発展を心から祈ります。



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photo by く~り~さん


at 02:05│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by babapon   2006年10月15日 12:56
ホールも良かったけれど なにしろ素晴らしかった。不思議なんだけど 涙が自然に出てきて音の中に漬かってしまいました。そうなれた自分が うれしかった。 ありがとう。
2. Posted by 桂   2006年10月16日 01:25
>babapon
うぉーん、ありがとう(>_<)
そういってくれるのは何よりも嬉しいです。
遠いところ、聴きにきてくれて
本当にうれしかったよ。
葉山でも何度も練習させてもらったもんね。
演奏面ではくいが残るところはあるけど、
こんなに素晴らしい体験ができたことに
私の人生って本当に最高なんじゃないかと
思ってしまいました。
また遊びに行くねん♪
くーちゃんによろしくー!!

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