2006年10月25日

歯についての印象的な話

だいぶ前だけど、以前このblogで歯が抜ける夢をみたことについての
文章を書きました(前の記事はこちら)。

印象的な夢だったので書き留めておいたのですが、
今回みた夢はもっと印象的だった。



今回見た夢。

それは歯が抜けるのではなく、なんと

脱皮 していく夢でした。


始めに奥歯に違和感を感じ、舌で触るとぐらぐらと揺れるので
「あぁ、また歯抜けの夢か」と思っていたら、
なんと べりっ という音と共に
見事に脱皮するじゃないですか。

しかも1本ではなく、4本束になっていっぺんに脱皮。

私はその不思議な形をした自分の骨を
まるで入れ歯を洗うみたいに、シュコシュコと洗っているのです。

というのも、それはもはや「虫歯」という概念を突き抜け
「炭」と呼ぶ以外、他に適当な名前が浮かばないほど
真っ黒 になっていたからです。


「こんなに蝕まれてたら、そりゃ抜けるわ」


なんてことを考えながら、悠長にシュコシュコやっていると
今度は別の場所がグラグラし始めて、私の歯は
次々と脱皮をしていきます。

不思議なことに、私はそれが嬉しかった。

というのも、

「こんなに黒い部分がとれてなくなるのだから、
 残っている歯はきっとピッカピカの真っ白い歯に違いない。
 前に調べた夢診断からすると、もしかしたら私はまた
 何かを噛み砕くことができたのかも」

と思ったからです。


ところが。


残った歯がどんだけ綺麗なのかみてやろうと
鏡に映してみると、私の口に残った歯は、果たして

真っ黒なまま でした。


うひょー。


これじゃあなんのために脱皮したのか意味がわからない。
新しい歯にタールのようにこびりつく黒い物体が恨めしく
喜びも束の間に「やはり人間そう簡単にかわるものじゃない」と
夢の中でがっかりしてました。

タールはどこまでも浸透し、もしかして歯を抜いたら
その穴ぼこまで真っ黒かもしれない、なんてことを考えた。



でもそのうち、なんだかその黒ずんだ部分こそが、
私を私たらしめているようなものである気がして
無償に笑いたくなってきた。

どれだけ皮をむいても、そのシミがとれないというのなら
そのシミもまた私の一部だ。

だったらそのトイレの汚れみたいにくすんだ色を、
黒光りするくらいピッカピカに磨いてやろう。

なんて、最後は歯ブラシ片手に変な決意をして夢は終わります。


久しぶりに、明晰夢を見たと思ったらこんな夢。
でも今の自分を象徴しているようで
フロイト先生もあなどれないなと改めて関心してしまいました。



…あぁとかいって、単に虫歯を暗示している夢だったらどうしよう。
高校生の頃ヤブ医者にかかってから、歯医者は私にとって
トラウマでしかないので、楔の如く立派に打ち込まれている
4本の親知らずが無償に気になる今日この頃です落ち込み


at 00:04│Comments(3)

この記事へのコメント

1. Posted by yuripon   2006年10月25日 09:45
ねね、ひょっとしたら、前世のお歯黒の夢じゃない?とかいってよけいいやか・・・。
2. Posted by 桂   2006年10月25日 16:14
>yuripon
お歯黒の前世…
かなりユニークなコメントですね。笑
それにしても歯が脱皮するって相当不思議な感じだったよ。
すごいリアルだったら、やっぱり何かあるのかな。ひひひ。
3. Posted by babapon   2006年10月25日 18:27
偽フロイトは言いました。 お歯黒って既婚者の印じゃなかった?染めなくても真から黒いなら 生まれたときから 既婚者だったんだ。 傍に居て気がつかなかったなー。てね。

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