君のことが大好きだあなたに送る私のメール

2007年05月01日

歌うカナリア


笑うことって大好きです。

『人生において笑うことなく過ごした日々があれば、
それは最も無為に過ごした日であることは疑いない』

と、フランスのシャンフォールという文学者は言っていますが
それは本当に疑いのないことのように思います。


笑わない人間は、歌わないカナリアのようなもの。
せっかくキレイな声をもって生まれたのだから、
歌わないなんてもったいない。
自分が歌う気にさえなれば
どこまでだって音は響くはずなのに。


先日こんなことがありました。

朝6時40分からオフィスで働いていて、
目が痛くて肩がこって身体が硬くなったころ、
ちょうどお昼のお弁当を買いに外にでることに。

「あぁー疲れた」なんて肩をコキコキ、
それだけならいつもと同じ風景なのだけど、
正面から歩いてくる普通の格好をしたおじさんが
すれ違いざまにボソっと一言。

「えんじょぉーい」

と、つぶやくじゃないですか。

それはもしかしたら私の聞き間違いで本当は
「よしこぉぉい」だったのかもしれないし
「どすこぉぉぃ」だったのかもしれないし
あるいは全然別の言葉だったのかもしれません。

でも私にしたら笑わずにはいられなかったし
「もっと “えんじょい” しなさい!」と
何か大きな力にひっぱりあげられるような気分がしました。

そして自分が楽しもうと思っただけで、
どんなに午後の時間が素敵になったことでしょう。


私は思うのですが、こんな風に意識を変えることって
実は全然難しくなくて、自分の選択次第で
本当に、いくらでも変われるのだと思います。


「だって仕事は忙しいし、毎日そんなに面白いことなんてないですよ」


なんて、そんなことは絶対にありません。

世界は真面目に綺麗だから、
その気にさえなれば、いくらだって開かれていく。


人生は選択の連続だというならば、
その選択こそがギフトなのかもしれません。



なんだか思索的な文章になってしまいましたが、
最後に、私が大好きな人から教えてもらった
アルバート・アインシュタインの素敵な言葉を書いておわります。


“There are only two ways to live your life.
One is as though nothing is a miracle.
The other is as though everything is a miracle.”

私たちの生き方には、2通りしかない。
奇跡などまったく起こらないかのように生きるか、
全てが奇跡であるかのように生きるかである。



だからどうかカナリア、いつまでも私のそばで歌ってほしい。

全てが奇跡であるように、ありつづけるように。





at 23:47│Comments(0)

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