2007年07月01日

東京の扉


お金で買えない価値がある。

お金でしか買えない価値もある。

そんなところにいってきました。


ギィィィ、ガチャ。

hi-nichijo-guchi.jpg


東京で、もう何度目かの非日常口を開けると、

そこは「スパ・ラクーア」でした。





東京ドームにある「スパ・ラクーア」をご存知でしょうか。
これぞ東京の実力だぜ!と変に力が入ってしまうくらい
本当に本当にすばらしいところでした。
なんて、素敵な、SUPA!ワンダーランド。

私は自然をこのなく愛する野生児なので(笑)、
心を身体をリフレッシュするのには自然が一番!
と心底思っているし、今でもその気持ちは変わりません。

でも、何千円もかけてマッサージに行くよりも、
庭に咲いている花でも見ていた方が心はリラックスするぜ!
なんて思っていたのは、もう過去の話です。
きっとそれは貧乏だった私の負け惜しみ。

人間、どちらも体験をすることなしに判断を下すことは
自分の世界を狭めることに他ならないと
改めて教えられました。

しょせん非日常口は、日常にはないのだから
耳を澄まし、目を凝らして、注意深く意識していないと
きっと出会えることはないのでしょう。

今回だって、私の特別な友人の誘いがなかったら
この扉はきっと見つけられなかったと思います。


それは、「私こんなところでこんなにほぐれていいのだろうか」
と、本気で罪悪感を覚えるくらい
恐ろしく創りこまれた場所でした。

初めてディズニーランドにきた小さな子どもみたいに
私は感動しっぱなし。

でもキャーキャー言わせないほどの慎み深さを併せ持つ空間で、
もう24歳の私は、こみ上げてくる歓びと感動をこらえるために
俯いて(そしてにやけて)ばかりいた気がします。

個人的には、海月がいた空間が一番好きでした。
海の月が、満ちたり欠けたりで、
彼らが流れにたゆたっている様を見ているだけで、
心と体のズレが不思議と調律されていったように思います。


あぁ、でも!!
まったくどうして人って自分の感動を
他人にうまく伝えることができないのでしょう。

形にならないものを、形に当てはめるのは本当に難しい。

今回も結局は、
「どうやらスパとサウナでリラックスできるらしい。
ってなことは知ってたけどね」

みたいなことしか伝わらなかった気がします。涙

何を隠そう、かくゆう私だって
かつて姉が「スパ・ラクーア万歳」みたいな
blogを書いていたときに、「けっ、お前もかよ。ぺっ」と
一人毒づいていたのを覚えています。
お姉さん、ごめんなさい m( _ _)m


それがどれほどのもんなのかは、やっぱり
自分で扉を開けてみないとわからないんだろうなぁ、きっと。

今回の扉は「リラックスをお金で買うとこうなる」
いうことを私の体で私の体に教えてくれました。


東京の扉は、本当に迷宮のように多種多様、且つ重層的で
良くも悪くも、世界の他のどの街のよりも
底は厚く、しかしまた脆いのだと思います。

だからこそ東京にはうんざりで、
だからこそ東京には憧れる。

なぜならその道は、

あるときは、ヒレ酒(あぁ、愛しのヒレ酒!!)へと続き、
あるときは、寄席へと続き、
あるときは、息もつかせぬ桜へと続き、
あるときは、ディズニーランドへと続き、
ときどき、魔物なんかにも会っちゃったりしながら
海月へと続いていく道だから。


だから空気が悪いとか、息苦しいとか毛嫌いしてばかりいないで、
今はこうして私の平凡な日常にひょっこりと現れてくれた
愛すべき東京の扉に、心から感謝しよう。


どうか願わくばこれからも、
この儚くも愛しい扉たちと
出会い続けることができますように。



at 12:51│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by Yuripon   2007年07月04日 02:05
うう、本とはやく行きたいわあ。非日常の扉をびよおおんと開けたい。
2. Posted by 桂   2007年07月04日 02:09
私にまかせて、マイマザー!!笑
まずは日程の調整からだよね。
早くびよーんと開けてもらいたいわ。
楽しみにしててちょー!

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