2004年11月

2004年11月30日

「ナニ者にナル者」

何かを選ぶということは、他の何かを選ばないことだ、とはよく言われることです。
極論をいえば、何者かになろうとすれば、それ以外の者にはなれないのかもしれません。

さてそんな中で、私もついに「何者か」になるときがきました。
なんてそんな生意気なことは言えないけれど(笑)、とにかく見通しはたった感じデス。

単純に言えば、進路が決まりました初心者
来年はなんとか希望の大学院に通うことができそうです。
本当は今まで気にかけてくださった方に一人一人報告をしたいのですが
とりあえずいったんここで報告。
何が嬉しいって、やっぱり好きなことが勉強できるのが一番嬉しいですね。
専攻は一応、発達心理学科発達心理学コースとなります。


音楽をやっていると、魂が震えるような喜びを感じるのですが、
心理学はそれに近いものを私に感じさせてくれると思います。
カリキュラムをみているだけでも、本気で胸がときめくったら(>▽<)

でも喜びの一方で、私も「何者かになっていくのかなー」なんて考えていると
とりとめのない郷愁を覚えたりします。

いろんなことが始まって、いろんなことが終わってく。人生なんてその繰り返し。
SFCを卒業して今の環境がかわったら、こんな大切な時間も忘れてしまうのでしょうか。

郷愁を感じるにはまだ少し時間がありますが、終わりの見える終わりを見ているのは
いくつになってもさみしいですね。

なーんてそんなことを考える、相変わらずの4時02分。
こんな生活では、「ナニ者にナル者にナレナイ者」になってしまいそうで
本気でこわいです…。うひょーん。


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2004年11月29日

少年時代

自分のイメージを人に伝えることはなんと難しいのでしょう。
言葉の力は無力です。泣き言を書かしてくらはい(>_<)うぉーん。

周囲はあまり気にしてないと思うのですが、最近、髪型がくるくる変わります。
美容師の友人をもつ者のさだめなのか、人知れずメッシュになったり、茶色一色になったり、前髪が極端に短くなったりしています。

でも、その中で一つ変えたくないものがありました。それは髪の長さです。
せっかく肩まで届くくらい伸びてきた髪だけは、そのままにしておきたかった。

私は小さいころからずっとショートカットでした。
年を重ねても、髪型だけは化石のように頭に貼り付いてかわりません。
「少年のようだ」と、よく言われたものです。
うしろ姿を男だと勘違いされて、男子にタックルされたこともあります。
青春でした。

なぜ短い髪だったのか。
第一に、それは楽だったから。身の周りのことにあまり気を使ってこなかった自分にとって、短い髪は至極当然の髪型でした。
そして第二に、単に長い髪は自分には似合わないと思っていたからです。

ではなぜ伸ばしたのか。
それは、ひそかに脱★少年計画を考えていたからです。
本当に今さらなのですが、自分の中で少し変化がおこりました。
そして変化が起ったあとの自分は、長い髪を好んだのです。
あるいは長い髪が、単に少し大人っぽくみせてくれるからかもしれません。
でも、正直長い髪が似合うようになりたいとすら思っていました。
髪が長いだけで、気分もかわってくるのです。


そんな気持ちを抱えつつ、私は今日美容室にいきました。
正確にいえば、切りにいったのではなく、そろえにいったのです。
「少し短めにそろえてください。でも後ろでくくれるだけ残しておいてくださいね。長い髪、ちょっと気に入ってるんですよ。ふふ」と、あれだけ一生懸命伝えたのに、読んでいた本から顔をあげると、そこには少年時代の私がうつっていました。
少年みたい、とさんざん言われていたあの髪型です。

どんより気分で家に帰ったら、
「あら、少年みたいね。」と家族の一言。

うぉーん。

別に短い髪がきらいなわけじゃないんです。
ただ人にどう思われようと、少し大人な雰囲気を演出したかっただけなんです。

というわけで、また一から出直し。
今の私の気分を、ちょうど左下の顔の人が表現してくれているようです。
アァ セツナイ セツナスギルヨ ホトトギス…悲しい


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2004年11月28日

野口英世の誘惑

 
img20041128_1.jpg        img20041128.jpg 


見つめていたら、思わずやってしまいました。

馬鹿ですみません…笑


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2004年11月19日

日光・追記

私と母親は、旅行などの特別のイベントがあるときに、なにかとツイテます。
そんな2人が一緒に旅をしていて、ラッキーなことが何も起らないわけがない。

実はココだけの話、今回レンタカーのカーナビこわしちゃったんです。
フロントガラスにせり出した感じで備え付けてあるカーナビが、運転中に邪魔でしょうがなかった。そこで、首を下に向けようと思ったら、ボキッと穏やかではない音が…。苦笑

すると、見るも無残にカーナビが根元からボタっと落ちてしまいました。
残念!切腹!笑

必死でもとに戻すも、ちょっとキツイカーブを曲がるたびに度に、ガシャンと落ちてしまいます。
するとそのうち、最初はなんとか動いていたカーナビ君も、ついにその長い道案内人生に幕を閉じるときがやってきました。

壊してしまったものは悩んでもしょうがないので、どうやって返却時を乗り切るか試行錯誤。
そしておそらく誠実な人間の大半が使う手であろういいわけを考えました。

「なんかカーナビ壊れてたみたいで、とれちゃったんですけど…。」

すると店員さん

「そうなんですか。ごめんなさい。たぶんネジが緩んでたのかもしれません。」

というわけで2時間分の延長料金3500円がただになってしまいました。

これをラッキーと喜んでいいのか、ちょっとだけ疑問が残らないでもないですが
とにかくツイテることにはかわりねぇ。

まさか、「す、すみません。実はカーナビにトドメをさしたのは私なんです。
3500円の延滞料金に加えて、せめてあと3500円修理代のたしにしたください」
なんていうわけもなく、今回もこのラッキーに感謝!

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2004年11月18日

日光・2日目

ご無沙汰しています。だいぶ時間があいてしまいました。
非日常から日常へと連れ戻され、ほっとしつつも、なぜだか解放されない思いを抱えて
今日も生きています。とりあえず元気。

さて日光2日目。
…の前に、初日をもう一度読んでくださると話が繋がりやすくなると思います。
ごめんなさい(>_<)

朝起きた途端、「昨日は夜語り尽くそうと思ったのに(>_<)」
と開口一番母親の声。本当にどっちが子どもだかわかりません。

今日は7時半頃に起きて、朝ご飯を再び山ほど食べ、9時に宿を出発し、一路東照宮へ向かいました。東照宮はとても歴史のある土地で、瀧とは違った意味で、不思議な生命力を感じます。
神様がたくさん集まっていて、とにかくありとあらゆる神様に定演のことをお祈りしてきました。笑

鳴き竜の鳴き声には驚いたし、見ざる言わざる聞かざるのサルのラブストーリーはとてもおもしろかった。眠り猫もかわいかった。階段は疲れた。笑

とにかく3時間ぐらいかけて東照宮あたり一帯をまわりました。
夜はアインの練習だったので、あまりゆっくりできなかったのですが大満足のうちに日光を後にできたと思います。

日光からは再び宇都宮までドライブ。
そして宇都宮駅からは湘南新宿ラインにのって、再び逗子まで帰りました。
ずっと寝てたから超はやかったな。

この先人生の節目で思い起こされるような、とても思い出に残る旅でした。
非日常口の扉なんて、いつだってそこにある。開くも開かないもすべては自分次第です。


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