2004年12月

2004年12月17日

究極の遊び!

「人生は一度きりだから、楽しまなくちゃ損だ」とは誰しも思っていることだと思います。
でも楽しみ方も遊び方も人それぞれ。自分にとって何が楽しいのかをわかっていればいるほど、遊び方も追求しやすいのではないかと思います。もちろん未知なものに触れる楽しさはあるけどね。

さて周知のとおり、私にとっての究極の遊びはこれ!音楽です。
「人生に音楽さえあればいい」なんていえるほどロマンチストにはなれないけれど、
音楽以外に自分にとっての究極の遊びがあるのか想像できません。

12月12日はアインの定期演奏会でした。
この日は朝から唇の調子が気になってしかたがなかった。
私のホルンは日によって全然調子が違います。安定しない。
とにかく散々苦しんできたから、そろそろ楽しんでいいんじゃないか、
ということだけを自分にいいきかせて、鎌芸に向かいました。

演奏は、一言でいうととにかくとても楽しんで吹けました。
今回の定期演奏会、本当に荷が重かったけど、あんなに苦しんだ演奏会も、頑張った演奏会も、楽しんだ演奏会も今までなかったと思うな。本当にいい思い出になりました。
きっと50年後も、「ブラームスのトップを吹いてよかった」と心から思えると思います。

演奏会が終わった後、自分が絶対に泣くんじゃないかって思ったけど、自分でもびっくりするくらい自然と口の両端があがってしまい、逆にこまってしまいました。

一生忘れないと思う。

宴会は宴会で、前回の二日酔の記憶をひきずっているということもあり、あんまり飲みたいとおもわなかったけど(苦笑)、やっぱり共有できる何かを共有できる人々と共有しているのはかけがえのない大切な時間だと思います。

最後に、わざわざ遠くから見に来てくださった人、お花とお菓子をくれた人、本当にありがとうございました。今までにみたこともないようなプレゼントの山をもらって本当にうれしかったです。


私にとって、音楽はこの世でもっとも価値のある出会いです。
アインは今年で引退ですが、音楽からは死ぬまで引退しません!!
…と、思わずベタなことが口をついて出てしまうくらい、音楽が自分にもたらす力は大きいです。笑

こんな経験ができるなんてアインに入った当初は思ってもみなかった。

100年後だって200年後だって、イマワノキワだって、
「アインに入ってよかった」と私は心から思いつづけるでしょう。

というわけ、最後に思い出の一枚です。某新聞記者さんが、わざわざ名古屋からかけつけてくれてとってくれました。栗山さんありがとうございます!大好きです。
img20041217.jpg

リハ風景。鎌倉芸術会館大ホールにて。


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2004年12月10日

やばい嬉しい。

今日は、自分的にすごく嬉しかった出来事を一つ紹介させてください。

西條先生にホルンをならったのとは別に、
実はもう一人、私にはホルンを教えてくれる人がいます。

知り合いに紹介してもらったプロで活動しているホルン奏者の方で
本番までに4回レッスンしていただきました。

音だけではなく、とてもお茶目なパーソナリティをお持ちの方で
一緒に話しているだけでとても楽しくなってしまう先生です。

今日はその最後の練習の日。

別れるときに、西条先生とは別の意味で、胸がつまって泣きそうになってしまいました。

そして、次の日。
三田で授業を受けていたら、先生から、
「君のことを僕のHPの日記に書いたから、よかったら見においで」
というメールがくるじゃないですか。

どんなことがかかれているのか、かなり恐る恐るHPをチェックしてみると
そこには飛び上がってしまうほどびっくりすることがかいてあったのです。

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昨日は今度の日曜日に学校のオケでブラームスの交響曲第1番を何とホルンを
吹きはじめて2年しかたっていない人が吹くのでひょんなことからうちにレッスンに
通うことになり昨日はその最後のレッスンだったのでした。レッスンは彼女の本番
起こりうる危険性の除去とメンタルなことの整理をして完璧にものに出来る寸前ま
でいきました。本番がうまくいくことをお祈りしてレッスンを終えました。家から地下
鉄の駅までは760m。そのちょうど中間地点に小さな公園が住宅地の中にありま
す。用があって車でその近くを通りかかると閉め切った車の窓の外からホルンのよ
うな音ががんがん聴こえているのです。なんだろう?と窓を開け公園に目をやると
何とさっきまで家でレッスンを受けていた彼女がさっきまでレッスンでやっていたと
ころを思いっきりさらっているではありませんか。僕はとっても驚きそして感動しまし
た。集中していたから声はかけなかったけどね。少しでも早く忘れずにさらってもの
にしておこうというその姿勢(attitude)。最近あまり見かけられなくなった光景です。
その純粋さと強い熱意に敬意を表すとともにコンサートがうまくいくように祈るばかり
です。熱意と姿勢はその人にとって人生を通しての偉大な宝物であると思います。
久しぶりに素晴らしいものを見せていただきますます励みになりました。
(並木先生のHP→http://www.geocities.co.jp/MusicHall-Horn/6582/)
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この日は、午後に予定があってもうホルンを吹く時間がもうなかったから
少しさらっていたのですが、まさかこんな風にいっていただけるなんて
夢にも思っていませんでした。

しかもたまたま人との待ち合わせに1時間半くらい時間があったから、
天気もよかったし公園で吹いていただけなのです。

こんな風にいってもらえると、逆にこっちが恐縮してしまいますが、
とにかく先生の祈りに答えるためにも頑張らなくては!

今は楽器を吹くのが楽しくてたまらないです。
そして楽器を吹ける環境にある今が、たまらなく愛しいです。


あぁ、それにしても、それだけの熱意がSAにあれば(>_<)!
もう二度と寝坊しないと誓います。ごめんなさい…。

at 21:45|PermalinkComments(0)

2004年12月05日

今までなったことのない気持ち

今日は西條先生のホルンのレッスンの日。
場所は上野の東京文化会館の地下にあるスタジオです。

練習は、はっきりいってとても、よかった。
私の陳腐な言葉では、それ以上のことを伝えることなんてできません。

技術的な面はもちろんのことなのですが、
西條先生と話していると不思議と胸がつまって泣きたくなってしまいます。
こんな気持ちって今までなったことなくて、本当不思議な感覚でした。

あるいは、あんなにうまい人が、自分なんかを真剣に教えてくれるのが
たまらなく嬉しくなってしまったからかもしれません。

素敵な人で、素敵な音を奏でる人で、
こんなに素敵な先生に出会えただけで嬉しい。
サインをもらったスコアを一生大切にしようと思います。


定演まであと一週間。襟を正す思いがします。
さんざん苦しんできたから、そろそろ楽しんでいいころかもしれない。

at 02:07|PermalinkComments(0)

2004年12月04日

波止場

最近私の周りで新しい会が発足しました。
その名も「ボン会」。名前の由来は、ボンバーマンカートです。
「ボンバーマンカートをやる会」を略して「ボン会」。
まったく子ども騙しですよね。笑

メンバーは最近仲の良いエキストラの2人とチェロ弾き君と私の4人。
なぜこんなに仲良くなっているのかわからないけど、
練習のあとは毎回のようにヨナヨナ遊びにいきます。
あるいは温度の高めな女性2人に、温度が低めな男性2人が調度あうのかもしれません。

今までラーメンを食べたり、ボーリングをしたり、ダーツをしたり、カラオケをしたり、
さまざまな経過を経て、でた。飲み会。笑

もともとは「マリオカートって楽しいよね」という一言が、いつのまにかサクの家で、
ボンバーマンカートやりながらしょーちゅー飲んでることになりました。
ナゼなんだろう。笑

さて、最初はみんなでゲームしながら平和に飲んでいたのですが、
そのうちその仲は男女でまっぷたつに別れることに。
人間関係はかくも複雑です。
………じゃなくて、すなわち、飲み隊とボンバーマンし隊。
私がどっちだったかは、みなさんのご想像のお任せします。苦笑

でもお酒飲んだのは本当に久しぶりだった。
いつも車の運転で我慢してばっかりだったから、本当にさいしょはおいしくのめました。

しかーぁし!

あぁ、愚か者。またやってしまった…。
寝る前に嫌な予感がして二日酔い。沢山飲んでそのまま寝てしまうと、
私は必ずといっていいほど翌日に気持ち悪くなるのだと最近悟りました。
筋肉痛じゃないんだから、なんで2日目にくるのでしょう。
まっさらな一日の始めから苦しんでる自分をみるのは、死にたくなります。
どうせなら夜に苦しんで、きれいさっぱり忘れてしまいたいのに!
二日酔の特効薬を開発してくれる人がいたら、
その人はノーベル賞をもらえる価値があると私は確信しています。


でも久しぶりに本当に楽しんでしまいました。人生は出会いと別れの連続。
人生を川の流れに例えるなら、ちょっと素敵な波止場をみつけてしまった気分です船


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2004年12月01日

冬の鵙

「人間を やめるとすれば 冬の鵙(もず)」

突然ですが、加藤楸邨(かとうしゅうそん)という俳人が、このような↑俳句を詠っています。

本屋で時間を潰していたら、なにげなく見つけた一句なのですが
なんとなく印象に残ってしまいました。

まず「人間をやめるとすれば」というところ。
長く生きてれば誰だってそう思うことは多々あるにせよ、
俳句にするにはあまりにもストレートな表現ですよね。笑
しかも冬の鵙とはまた渋い。

なんで冬の鵙なんでしょう?
ちょっと調べてみたところ、鵙は秋に鋭く鳴いた後、冬になるとピタッと鳴き止み、人をはばかるように梢に隠れてしまうそうです。その姿は、あたかも世を退いた忍者や隠密のようなんだとか。

やっぱり鵙しぶい。

この人は晩年になにかツライことでもあったんでしょうか。
それとも世の中の喧噪から遠ざかりたかったのでしょうか。
まったく知らない人の人生を、一つの句から想像するなんておもしろいですよね。


【問】 ○に好きな言葉をいれてください。

   「人間を やめるとすれば ○○○○○」

なんてあったら、なんていれますか?

私も考えてみたんですけど、これがなかなかうまい言葉が見つからない。
でも、別に冬の鵙じゃなくてもいいけど、やっぱり鳥がいいかもしれない。
鵙みたいに世の中を達観できる鳥にはなれなくても、一度でいいから空とぶ気持ちよさを味わってみたいです。なんてねヒヨコ

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