2005年06月

2005年06月27日

失敗しても。

先日、「同期の女子で会いましょうの会」をしました。
開いたのは、なにを隠そうこの私。

本当いうと、私はとても受身の人間で、
自分から動くということがあまり得意ではありません。

でも最近それじゃダメなんだということを、
ことあるごとに教えられている気がします。

受身のほうが楽だし、自分が必要とされていることもよくわかる。
でも自分の中で何か実現させたいことがあるんだったら、
とにかく動かないとだめなんですね。

失敗しても。


そんなこんなで集まったのは私をいれて4人。
みなさん忙しくて、なかなか予定が合いません。
でも、少人数には少人数のよさがあって、とにかく楽しくて、
もしかして学部時代に過ごしたどの時間よりも深い話ができた気ががします。

ありがとう。たのしかった。


話はかわりますが、そういえばこの間、授業で
「人間がストレスを一番感じるのは孤立するということ」
と話してくれた先生がいます。
そして話はそこから「適応」の概念へと発展していきました。

従来の「適応」とは、「既存の枠組みにはめる」というもの。

でもそうじゃない。

「適応」とは「居場所づくりなんだ」

と話は続きます。


本当にその通りなのだと思う。
これから人を支援していこうとする中で、
大事な視点を教えられた気がします。

なんだか最近は教えてもらってばっかり。


私も環境に適応して、自分らしさを大事にしなくちゃ。

風を正面に感じながら、今はとにかく頑張っていこう。

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2005年06月25日

人生の醍醐味

今夜のことをかかないわけにはいかない。

最近パソコンとばっかり向き合う日々が続いて、正直心身ともにクタクタでした。
夕方頃、目が痛くてしょうがなくなって、もういい加減いやだ!と思ったとき、
ふと連れ合いが東フィルの演奏会に行くことを思い出した。

うらやましい気持ちを隠し切れず電話。
そしてうらやましい気持ちを隠し切れず「私も行きたいな…」と呟いたら、
なんとあれよあれよという間に私も行くことが決定してしまいました。
申し訳ない気持ちを感じつつも、それ以上に嬉しくてしょうがなかった。

場所はサントリーホール。
曲目はラヴェルのバレエ音楽「マ・メール・ロワ」全曲と「ダフニスとクロエ」全曲です。

一風変わったこのプログラム。
はっきりいって2曲とも名前もきいたことのないようなものだったけど、だからこそ、予想以上に感動して感動してしまい、そのあまりの感動にむしろ私自身戸惑ってしまうくらいでした。

何がそこまで感動させたかというと、今までとは違った音楽の楽しみ方を味わえたからです。

2曲とも楽曲解説でバレエの内容が詳しくかかれてありました。
その文章がとにかく上手で、音楽を聴きながら自然と映像が頭に思い浮かんでくるのです。
だから実際はいつもと変わらないオーケストラの風景なのですが、なぜだかバレエを見に行った気分になってしまった。自分の想像力が広がっていくのを感じることができました。
しかも私は2階席だったので(S席!)、見下ろしている感じがちょうどオケピを眺めているような感じでした。それはそれは合唱つきの豪華なオケピです。笑

とにかく目の前に広がる空間に没頭してしまいました。
本当に今までにない体験で、音楽にはこんな楽しみ方もあるんだと改めて気が付かされました。
全身鳥肌がおさまらなくて、言葉になんかとてもできなくて、
ただただどこまででも飛んでいけそうな、そんな元気を分けてもらった気がします。


そしてその後。お楽しみは続きます。


哲さんとのお食事。哲さんにはいつも本当にお世話になりっぱなしなのですが、
今まで演奏会後になかなかゆっくりすごす時間はありませんでした。
でも今日はちがった。一緒に晩御飯を食べにいけることになり、それだけでも嬉しかったのです…

がっ!!

そこでついに再び出会ってしまいました。ヒレ酒的感動フィナーレ。笑
行った場所は、学生の身分では絶対にいけないような焼肉屋さんです。

img20050625.jpgもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ、世の中に
←こんなにおいしい食べ物があったなんてしらなかった。
今までは「焼肉=ざんまい」という公式しか頭になかったのですが、まさに肉の新境地です。焼肉は、焼肉以上の存在になりました。
同じ牛くんなのに、どうしてこうも味が違うのでしょう。
ユッケというのも初めて食べたのですが、
生肉があんなにおいしいならみんな生で食べちゃいたい。
ざんまいみたいにガツガツ食べる感じではなく、
むしろ「恐れ入りますが、食べさせていただきます。へへぇ」
とかしこまってしまうような味でした。笑


本当に体中にびりびり電撃が走るような、感動的な一日だった。

哲さん本当に、本当に、ありがとうございました。



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2005年06月24日

コンフェデ、ハイッ!

夜中のブラジル戦。

働きマンのみなさんの中で、どなたかみた方はいらっしゃいますか?

私は観ました!観てしまいました!そして魅せられちゃいましたっ(≧▽≦)!!

本当に素晴らしい試合だったと思いもます。中村俊輔まじ素敵。
あんなに興奮したサッカーの試合をみたのは久しぶりです。

夜中に課題をやっていて、「後半からみようかなぁ」なんて考えていたのだけど、
前半始まっていきなり日本チームがゴールを決めて(オフサイドだったけど)、
そのまま試合に引き込まれてしまいました。


あああああああ、それにしてもマジおしかった。本当おしかったですよねっ!?
おしかったー。おしーかたー。おしかった。ちょ~~~くやしいです。

まるで、スラムダンクの「湘北vs山王」の実写版をみているような興奮を味わえたけど、
現実はやっぱりマンガのようにうまくはいきません。
でもあの最後の瞬間は、本当に、天に祈ってしまいました。
とてもドラマチックな試合だったと思います。


こんなに体の奥底から熱いものがこみあがってくる感覚は久しぶり。
こんな興奮、スポーツじゃないと絶対に味わえません。
音楽には音楽の感動があるように、スポーツにはスポーツの感動がある。
ワールドカップに向けて、是非頑張って欲しいと思いマス。


ちなみに今日はバイトの研修で、バーベル持ち上げたり、コンバットで汗かいたりして
遊んでたのですが、やっぱり体を動かすのは気持ちいですね。
今、私の体が、私にたいして運動することを求めている気がします。

いきなり思い出したけど、私が中学の時に陸上部にはいった理由が、
たしか「走るのが好きだから」というものでした。
今でも風をきっていく感じはとても好きです。歩くのよりも走るのが好き。

昔に比べたら随分腰が重たくなってしまったけれど、
風は吹き抜けていかなければなりません。吹き溜まってる場合じゃない。

今ならどこまででも走っていけそうな気がします。

そんな気がする。

そんな気がするだけだけど。笑


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2005年06月23日

ニュースで泣いた。

どうでもいいけど、最近昼夜が逆転しています。
なんか自分の中では真夜中に学校行くみたいな、そんな恐ろしいことになってる…。
やっていることは面白いし、一端調べだすととまらなくなるけど、それを文章化して提出しないといけないとなると話は別。それにいくら調べたといっても、その場の知的好奇心を満たすだけで、それが身についているのかはハナハダ疑問が残ります。

あぁ、肩が凝る。

最近また腰が痛くて、そのせいかよくわからないけど肩がすごく凝る。肩が痛くて眠れなくて、夜中にベットで腕立てとかする始末(ようはストレッチをしようとしてる)。
あと、パソコンで文字を打ちすぎてて、指先がうまく動かなくなってきました。ずっと前に尊敬していたSEの先輩が「IBMは好きだけど、長時間のタイピング用じゃない。指に負担がかからないのはDynabookだ」といってて、そのときは「でもやっぱり私はIBMがすきなんス」と反論してたもんだけど、今はこの文字列がちょっと憎らしい。指がポキポキなりすぎで、このままだったらソーセージみたいになっちゃうんじゃないかとちょっと心配な今日この頃デス。


閑話休題


今日、学校から帰ってきていつものようにテレビをつけたときのことでした。適当にチャンネルを回していたら、ある番組で手がとまりました。内容は、病気の後遺症で新しい物事が覚えられなくなってしまった男性のお話。彼には病気になる前から、将来を誓い合った恋人がいました。新しいことが記憶できなくなって引きこもりがちになっても、彼女との外出だけは喜んで出かけていきます。しかし、病気が進行し症状が悪化して、イライラする日が続きます。一日の大半をゴロゴロするだけで過ごすようになり、家族にも彼女にも辛く当たるようになりました。

しかし、そんな彼にも、一つの療養施設との出会いによって転機が訪れます。献身的なリハビリの結果、長い年月を経て、症状は大分回復に向かいました。日々当り散らすことはなくなり、高機能脳障害の方があつまる施設で、単純な仕事を請け負うようになります。

ただもうそのときには遅すぎた。

実は、最愛の人は、4年前に病気で亡くなってしまっていたのです。しかし寝言でも彼女の名前を呼ぶ自分の息子に、母親は4年間恋人の死を伝えることが出来ません。そして4年目にあかさせる真実。彼の口から言葉がなくなりました。

しかし、彼には新しいことを記憶することができないのです。
1時間後に番組スタッフが「なんの話をしていたか覚えてる?」と聞いたところ
「まったく覚えてませんね」の一言。

この先彼は、恋人が死んでしまった悲しみを、何回経験しなければいけないのでしょうか。
忘れてしまう数だけ、悲しみがあるなんて悲しすぎる。まるで映画みたいなこの話。


誰にだって忘れてしまいたい記憶はたくさんあると思います。
私にも、出て行ってほしい記憶がたくさんある。
でもやっぱり、恋人の死を記憶できず、かつての楽しかった記憶だけが鮮明に焼き付いて、
いつまでも恋人不在の喪失感と、真実の残酷さだけが繰り返し胸につきささるのだとしたら、
それは本当につらいことだと思いました。

彼のおどろくほどやさしい笑顔が、いまも心に残ります。


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2005年06月21日

パズルのピース的人間

最近人にいわれて、すごく嬉しかった言葉があります。


「パズルのピースみたい」


最初「ん?」と思ったんですけど、次の瞬間、

「あいたところを埋めてくれる」

と、その言葉は続きました。


まぁ、キザなことを言うもんだと思ったのですが(笑)、
よく考えるとこれってものすごく嬉しい。
パズルのピースみたいに、だれかの心にぴったりとはまることができるのなら、
それはお互いにとってとても幸せなことなのだと思います。

とにかく心をパズルのピースに例えるなんて楽しい。
もちろん現実は本物のパズルみたいにガシガシはまっていくものではないと思うけれど、
どこかで凹の部分と凸の部分がカチっと合わさる人に出会えたら、
それってちょっとハッピーですよね。


何を隠そう私は大のパズル好きなので、あのパチっと決まったときの気持ちよさは
本当なんとも言えないのデスまる

あー、パズルやりたくなってきたー。

at 17:07|PermalinkComments(0)