2005年10月

2005年10月24日

細胞分裂の強迫

本が読みたい。

仕方のないことだけど、忙しくなると趣味の時間は削られてしまいます。
今やってることはすごくやりがいは感じるけど、ときどき息が詰まってしまう。
息が詰まる前に適当に息抜きをしなければいけないのだけど、
私は昔からそこのところの時間の使い方が両極端で、あんまりうまくいかないデス。

そんな中、今週末は久しぶりに実家に帰って髪を切り、
美容師の友人にクリっとひとひねり入れてもらいました。

実家までの電車の長旅は本を読むための至福の時間。

おかしな言い方かもしれないけれど、
本を読むと、なんだか自分の細胞が、急に意志を持って分裂しはじめ、
まるで時計仕掛けのパズルみたいに、本を読んだ途端バラバラだったピースが、
急にパチリパチリと組み立てられていくみたいな気がします。
最近本を読む時間がほとんどなかっただけに、今回の分裂の仕方はすごかった。

1回分裂すれば2倍、2回分裂すれば4倍の意志をもって
めくってもめくっても次のページを要求してきます。

「お願い今はダメなの。シンポジウムが終わるまでもう少しだけまって。」

と、どんなに願ってもその願い虚しく、手は止まることを知りません。
何かに取り憑かれたがごとく、ただ目の前の本を読み切ることだけが
私の人生に唯一残された使命のような強迫観念にかられます。

細胞親分「君の状況はわからなくもないし、それに対して申し訳ないとは思うけど、
     今回ばかりはこちらも譲るわけには行かない。僕達がどんなにファンタジーを
     欲していたか、現実に追われている君は、こんなにも長い間見てみぬフリを
     してきたんだ」
 
細胞子分1「そうよー」
細胞子分2「そうよー」
細胞子分3「そうよー」

細胞子分565948374「そうよー」


なんてね。

なんかすごい暴走してきたけど、
ようは短気な私は面白い本だと続きが待ちきれないんデス。


…バカですね。


でも、とにもかくにも、小説2冊でなんとか
細胞もあらかた分裂が終わり、落ち着くところに落ち着きました。

心のパズルが完成すると、仕事のパフォーマンスは上がります。

エンジン全開。フル回転。

魔物のような睡魔を吹き飛ばし、

今日も元気に頑張ります。


よしっ。



at 04:51|PermalinkComments(4)

2005年10月19日

恋せずにはいられない。

や、やばい。このページはまじでやばいです。

突然ですが、私の中には「恋してしまう女の人」というのが存在します。
その人を前にするともう胸の動機がとまりゃん。
見ているだけで顔のデッサンが狂ってくる。

小西真奈美ってこんなに素敵だったんだー。
私の友達に一人ファンがいましたが、今、彼と心から語り合えるきがします。

やばい、ホントにいい。

チェ・ジュウ療法の実践じゃないけれど、このページをみて私は癒されました。
そして気が付いたら恐ろしいくらいの時間がたっていてびっくりしました。

次を見ずにはいられない。恋せずにはいられない。

みなさん、疲れたときは、「だいじょうぶ」。

大丈夫です。大丈夫。大丈夫だよ。大丈夫!


ではご覧ください↓
http://www.himekuri.dti.ne.jp/index_f.html

at 07:06|PermalinkComments(6)

2005年10月18日

世界はかつてシンプルだった。

近頃、一日一日が加速的に早くなっています。
誰かに大事な時間を盗まれてるんじゃないかって、思うくらい。

一週間は一日となり、一日は一瞬で過ぎていきます。
なぜこんなにまで日々は加速しなければならないのか。

その理由は、実は自分でもわかっているのです。

私は現在、ある団体の代表をやらせていただいています。
私が育てていきたいと思っている団体。
その名前は「こども未来会議しながわ」。
しながわの地で、新しい子育て支援のスキームを構築しようとしています。

目の前にあった無数の選択肢は、束ねられて一つとなり、
人生は、とても現実味を帯びてきました。

その団体のキックオフのシンポジウムを10月26日に行います。
だから今は、その準備に追われ、毎日がまさに矢のごとく過ぎていくというわけ。

日々がここまで加速してくると、限りなく時間がゆっくり流れていた昔が少し懐かしくなる。

その昔、私にとって世界はもっとシンプルでした。
次の日の予定は何もないし、心配ごとといえば、楽器の調子くらいのもの。
盲目という名の海に、ふわふわと漂っていられた幸せの日々でした。

でも、それを幸せと呼ぶならば、今のこの感覚はなんと名づけていいのかわからない。

「こども未来会議しながわ」を前に、胸を射ぬかれたような、熱い思いが
いやおうなしに体の奥底からフツフツと湧き上がってきます。


目が見えないままシンプルな世界を一生漂っているより、
しっかり目を開いて、複雑な人生でも自分の足で歩くほうがいい。

なんだか言葉にしてしまうと陳腐な表現にしかなりませんが、
わけのわからない焦燥感と、突き上げるような衝動にかられます。

水面下で進行している巨大なプロジェクトには恐れおののくけれど、
一方でどこかそれを楽しんでいる自分がいる。

シンポジウムは絶対に成功させたい。
挑戦者となるために、挑戦者の挑戦は続きます。



人生加速しているというならば、その速度を楽しめばいい。



at 15:15|PermalinkComments(5)

2005年10月07日

チェ・ジュウ療法

新聞の目次に、「チェ・ジュウ療法」という言葉があって、
興味をひかれたので記事を読んでみた。

なんでも、テクノストレスに悩む人が多い現代で、
パソコンの横に好きな人の写真をかざるとストレス軽減になるとか。
この人の場合は、それがチェ・ジュウということ。なるほど。



で、ためしにやってみた。



 
img20051007.jpg



…たしかにちょっときくかもしれない。


at 02:04|PermalinkComments(6)