2006年08月
2006年08月10日
このサイトが面白い
Yahooの動画コンテストのサイトです。
すごく面白くて、なんだかんだでほとんど全部見てしまいました。
レベル高ーい。
私が一番好きだったのは、「BoNES」というヤツ。
ものすごくシュールで笑えました。
お暇でしたらどうぞ見てみてください

http://yahoo.tv-bank.com/contest/
at 02:01|Permalink│Comments(2)│
2006年08月04日
亡霊を抱きしめながら
『そうだ、村上さんに聞いてみよう』からもう一つ。
23歳の会社員の女性が質問します。
「私は人の批判や叱責にとても弱く、ちょっと何か言われると
かなり徹底的に気に病み、その後その人を意識的に避けたりすることで
自分の殻に引きこもってしまいます。打たれ強くない私にアドバイスを」
それに対する村上さんの答えは
「(中略)個人的な経験から一つだけえらそうなことを言わせて
いただくなら、人生において一番深く心の傷として残るのは、
多くの場合、自分が誰かに傷つけられたことではなく、
自分が誰かを傷つけたことですね。そのような想いは、ある場合には
亡霊のように、死ぬまで重くついてまわります。だから誰かに傷つけられた
時には、“傷つけられたのが自分でよかったんだ”と思うといいと思います。
そんなの、なかなか思えないですけどね。それでも。」
というものでした。
私の個人的な経験から言えば、これはとても慰められる言葉でした。
というのも私自身、実は重くついてまわっているものがあるからです。
これはもう本当に今思い出してもしんどい。
人にはいろいろな事情があるけれど
少なくとも自分がつけてしまった傷は、
楔となってきっと一生私から抜けないと思います。
自分勝手な願いだけれど、それでも相手の傷が少しでもやわらぐようにと
亡霊を抱きしめながら、想わずにはいられない。
村上さんありがとう(ここで言ってもしかたないけど)。
ゴルゴ13がセックスでイってない理由がすごいものでも、
「好きな作家は村上春樹」
はきっと一生変わりません。笑
23歳の会社員の女性が質問します。
「私は人の批判や叱責にとても弱く、ちょっと何か言われると
かなり徹底的に気に病み、その後その人を意識的に避けたりすることで
自分の殻に引きこもってしまいます。打たれ強くない私にアドバイスを」
それに対する村上さんの答えは
「(中略)個人的な経験から一つだけえらそうなことを言わせて
いただくなら、人生において一番深く心の傷として残るのは、
多くの場合、自分が誰かに傷つけられたことではなく、
自分が誰かを傷つけたことですね。そのような想いは、ある場合には
亡霊のように、死ぬまで重くついてまわります。だから誰かに傷つけられた
時には、“傷つけられたのが自分でよかったんだ”と思うといいと思います。
そんなの、なかなか思えないですけどね。それでも。」
というものでした。
私の個人的な経験から言えば、これはとても慰められる言葉でした。
というのも私自身、実は重くついてまわっているものがあるからです。
これはもう本当に今思い出してもしんどい。
人にはいろいろな事情があるけれど
少なくとも自分がつけてしまった傷は、
楔となってきっと一生私から抜けないと思います。
自分勝手な願いだけれど、それでも相手の傷が少しでもやわらぐようにと
亡霊を抱きしめながら、想わずにはいられない。
村上さんありがとう(ここで言ってもしかたないけど)。
ゴルゴ13がセックスでイってない理由がすごいものでも、
「好きな作家は村上春樹」
はきっと一生変わりません。笑
at 04:56|Permalink│Comments(0)│
「そうだ、村上さんに聞いてみよう」
たぶん多くの人がそうであるように、私も図書館がとても好きです。
この世の中であんなに素敵な場所はないと思う。
本に囲まれているだけで本当に幸せな気分になるし、
「猫になりたい」、「世界なんて滅びればいい」、「旅に出たい」
などとまったく同じ現実逃避のレベルで、
よく「図書館に一生住みたい」と思います。
でもこう思うときの図書館のイメージは決まって、
太陽がサンサンと降り注ぐような代物ではなく
むしろ世界の果ての忘れ去られたアナグラのような
闇が波打つ混沌とした世界が心に浮かぶ。
なんでなんだろう。
よくわからないけど、私にとって図書館とは
ある意味で自分の中のカオスを表象しているような気がします。
まあとにかくそんなわけで、今日は図書館に行ったという話し。 続きを読む
この世の中であんなに素敵な場所はないと思う。
本に囲まれているだけで本当に幸せな気分になるし、
「猫になりたい」、「世界なんて滅びればいい」、「旅に出たい」
などとまったく同じ現実逃避のレベルで、
よく「図書館に一生住みたい」と思います。
でもこう思うときの図書館のイメージは決まって、
太陽がサンサンと降り注ぐような代物ではなく
むしろ世界の果ての忘れ去られたアナグラのような
闇が波打つ混沌とした世界が心に浮かぶ。
なんでなんだろう。
よくわからないけど、私にとって図書館とは
ある意味で自分の中のカオスを表象しているような気がします。
まあとにかくそんなわけで、今日は図書館に行ったという話し。 続きを読む
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